WindowsのReadyBoots機能

家のパソコンは 32GB のメモリーを積んでいます。

自宅で作業する際にメモリーのことを気にしたことはありません。

会社のパソコンは 4GB しか積んでいません。

会社で作業をするとすぐメモリー空容量が枯渇します。

普通に作業している状態でも、2.8GB のメモリーを使用しています。

ちなみに家ではいつも通り作業している状態で 4.3GB のメモリーを使用します。

4GB で十分だなんで言われていますが、やはり快適に作業するなら仕事用のパソコンは 8GB ぐらいは標準で積んでほしいですよね。

なんだかんだファイル開いたりブラウザ開いたりしながら作業しますからね、4GB なんてあっという間ですよ。

そしてマウスカーソルがカクカクなったり、一瞬固まってみたりと不具合が起きるわけです。

現状自分の会社のパソコンがその状態で、会社のパソコンなのでメモリーの増設は望めるわけもなく。

そこで使ったのが Windows 7 に標準で搭載されている「ReadyBoost」なる機能。
⇒ ReadyBoost

簡単に言うと、USB メモリーをメモリーとして使ってしまおうという機能です。

Windows XP 時代にフリーソフトで同じようなのがありましたが、Windows 7 からは標準搭載の純正機能なので安心感がありますね。

で、早速試してみます。

いろいろ調べていると、「4GB 以上の USB メモリー挿しても 4GB までしか認識しないよ」って書いてあるサイトさんが多々ありますが・・・

公式で「パソコン1台で USB メモリー8個まで認識できて合計 256GB まで利用可能」と書いてあります。

計算してください。

4GB × 8個 =32GB

256GB には到底及びません。

32GB × 8個 = 256GB

そう、32GB の USB メモリーが8個搭載できる計算になります。

しかし、実際に設定しようとすると確かに 8GB の USB メモリーを挿しているのに 4GB までの設定しかできないようになっています。

画面1
画面1

※キャプチャーを取るの忘れたので、画像は拾いです。

たぶん何かからくりが・・・

そして思いついたのがフォーマット形式。

画面2
画面2

既定のフォーマットが FAT32 になっています。

これを NTFS にしてフォーマットしなおすと・・・

画面3
画面3

8GB 認識させることができました!!

これにて設定は一件落着。

ちなみに・・・

NTFS は Windows XP から使われるようになった Windows の規格です。

FAT32 よりデバイスへのアクセスが高速ですが、Linux や Mac ではこの形式でフォーマットされた HDD や USB メモリーを認識することができません。

逆に FAT32 は Windows、Mac、Linux すべての OS で認識することができます。

なので、USB メモリーの既定フォーマットは FAT32 なのです。

現在、4GB 時代のもっさり感が嘘のように快適に動作している会社のパソコン。

どんなにテキストを開きっぱなしでブラウザ広げながらGimp で画像加工してる間にメールチェックしても、前のようにカーソルがカクカクしたりしません!

しかし、メモリーを増やしただけでは解決できない動作不調があったため、結局リカバリーしましたとさ。

追記

Windows VISTA では 4GB までの USB メモリーしか使えなかったそうですが、Windows 7 からその制約が無くなったそうです。

また 32bit 版の場合、メモリが 4GB までしか搭載できない制約がありますが、これは物理メモリーに対する制約ですので ReadyBoost は対象外だそうです。

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