先月 Sony が CES 2018 で新型のワイヤレスヘッドセットを発表したわけですが。
今使っている「SBH20」は購入してから3年ほどが経過しておりバッテリーの持ちが悪い状態に。
そんなこんなで買い替えを検討しているのですが、先日発表された製品は日本での発売が未定。
いつ発売されるかわからないものを待ち続けるのも嫌なので、家電量販店に行ったついでに前から買おうか悩んでいる「SBH24」と「SBH56」を見にヘッドセットコーナーへ。
そして色々物色している中で見つけたのが今回の「MDR-XB50BS」です。
自分が購入したお店では約 6,000 円でした。
MDR-XB50BS は左右のイヤホンがケーブルで接続されたネックバンド形状。
最近は「AirPods」の様な左右独立型が人気ですが、個人的には紛失が怖いのでネックバンド形状が好きです。
それに一時的に外す時もそのまま首にかけておけるので便利かなと。
中身はこんな感じ。
付属品は説明書、取り換え用イヤーピース、取り換え用アークサポーターです。
今回はブラックを購入しましたが、他にレッドとブルーがあります。
使用してみた思ったことなどを今まで使用していた SBH20 との比較も含めてまとめます。
Bluetooth の接続が安定している
今まで使っていた SBH20 は、Bluetooth 3.0 だからなのか電源を入れてからスマートフォンと繋がるまでに結構時間がかかりました。
しかも時々うまくつながらない時があり、それに気づかず音楽を流そうとしてスマートフォンのスピーカーから音楽が流れ出すなんてこともしばしば・・・
しかし MDR-XB50BS は電源を入れるとすぐにつながります。
重い
MDR-XB50BS は通常のイヤホンと違いそれなりの重さがあります。
着けていて重さを感じる程ではないのですが、アークサポーターやイヤーピースのサイズが合っていないと歩いているときにズレたり外れたりしてしまいます。
そのため、しっかり耳にフィットするサイズのものを選ぶ必要があります。
電池残量がわかりにくい
MDR-XB50BS の電池残量は電源ランプの点滅の仕方で判断します。
しかし、SBH20 は電池が減りだすと音で知らせてくれました。
いちいち外してランプ確認するのは面倒くさいので、SBH20 と同じように音で知らせてくれたらよかったのにと思いました。
コードが絡まない
SHB20 を使っている中で一番面倒だったのがイヤホンのコード。
まとめずに鞄に入れたりすると絡んでしまうし、外そうとしたら上着のボタンに引っかかったりするし・・・
1回引っかかっているのに気づかずに引っ張ってイヤホンを壊してしまったこともあります。
その点、MDR-XB50BS はコードが太めなので絡まりづらく、首の後ろを通すため変に引っ張ってしまうこともありません。
イヤホン着脱不可の弊害
SHB20 はイヤホンを付け替えることができるため、好みの音質のイヤホンに変えることができました。
また、本体の電池が切れてしまってもイヤホンをスマートフォンに直接挿せば引き続き音楽を聴くことができました。
しかし、MDR-XB50BS はイヤホンと本体が一体化しているため、好みの音質のイヤホンに変えることもできないですし、電池が切れたら充電する以外どうすることもできません。
通話は一部の人には不向き
通話に使用してみましたが、可もなく不可もなく。
ただ、マイクが耳元にあるため、自分の様に声が小さかったりマイクが拾いづらい声質の人には不向きです。
収納ポーチが欲しい
そのまま鞄に入れると鞄の中のものとぶつかったりしてイヤーピース等が外れてしまうことがあります。(実際に購入して3日目にイヤーピースが外れてしまい紛失しました)
収納しておく小さいポーチ的なものがあると嬉しかったです。
使って2週間ほどが経ちましたが、とても快適です。
「イヤホン着脱不可の弊害」については認識した上で購入しているので、個人的に特に問題ありません。
音質も個人的には非常に満足です。
購入後、MDR-XB50BS のレビューを見ている中で「ブツブツ途切れるときがある」なんてコメントを見つけましたが、その原因は電波干渉です。
Bluetooth は WiFi の一部規格(IEEE802.11b/g/n)や電子レンジなどと同じ周波数帯(2.4GHz)を使用しており、非常に干渉しやすいです。
特に WiFi の場合、古い機器でも対応しているため無料の公衆 WiFi などでよく使用されており、最近では駅や街中でも飛んでいます。
そのため、外出時などに音が途切れるのが気になる人はスマートフォンの WiFi 機能を切ることでだいたい解消されます。