3 年前ぐらいに Apple の iCloud カレンダーで第三者が勝手に予定を登録するスパムがあったわけですが。
今回 Google カレンダーで似たような現象に遭遇。
Google カレンダーを開いたところ見知らぬ予定が表示されており、見てみると内容は完全なスパム。
ちなみに内容的には
「あなたは私たちの大会の優勝者だよ!賞金は 3052 ドル!ウェブサイトの指示に従って賞金をゲットしてね!」
みたいな感じです。
スパム予定が登録されてしまう原因としては、”Gmail に届いたメールから予定を自動でカレンダーに登録する機能を悪用したパターン”と、”予定への招待状(招待メール)を自動でカレンダーに登録する機能を悪用したパターン”があるそうな。
招待状の方は 3 年前の iCloud カレンダーと同様の手口ですね。
で、早速該当すると思われるメールを探してみたが見当たらない。
たぶん迷惑メールに分類されていたので消してしまったと思われる。
迷惑メールに分類されているメールから予定を登録しちゃうのもいかがなものかと思ったりしますが、とりあえず勝手に登録された予定の削除と今後勝手に登録されないように設定することに。
既に登録された予定はスパムとして報告する
既に登録されてしまった予定は、詳細画面のメニューから「スパムとして報告」を押してスパム報告を行いましょう。
下に「参加しますか?」と出ているため「いいえ」を押してしまいたくなりますが、変に反応するとさらなるスパムに繋がりかねないので、「スパムとして報告」だけを押しましょう。
※iCloud カレンダーの時は反応してしまうと更にスパムが来るという悪循環だった
スパム報告した予定はカレンダーから自動的に削除されます。
普通に削除することも可能ですが、スパム根絶のためにスパム報告する方が良いと思います。
自動で Gmail から予定を登録しないようにする
右上の歯車アイコンから「設定」をクリック。
右のメニューから「Gmail からの予定」を選択し「Gmail からの予定を自動的にカレンダーに追加する」のチェックを外す。
本当に設定を変更してもいいか確認が出るため、「OK」を押します。
これで Gmail から予定を自動的にカレンダーへ登録するのを止めることができます。
招待メールが自動で追加されないようにする
右上の歯車アイコンから「設定」をクリック。
右のメニューから「予定の設定」を選択し「招待状を自動的に追加」を「いいえ、返信した招待状だけを表示します」に変更します。
これで Gmail に届いた招待状が自動的にカレンダーへ登録されるのを止めることができます。
調べてみると Google カレンダーでこの手のスパムは昔からあるようです。
しかし、スパム予定を簡単に削除でき、かつ勝手に予定が登録されるのを防ぐ設定があるため、iCloud カレンダーの時ほど問題視されていないのだと思われます。
iCloud カレンダーはスパム予定が簡単に削除できないうえに予定の登録を防ぐこともできない状態でしたからね。
あの事件以来 iCloud カレンダーも仕様が変わったようですが、今は使用していないのでどう変わったのかはよく知りません。