KDDIがpovoのアップデート版「povo 2.0」を発表

KDDI は、auブランドのオンライン専用プラン「povo」のアップデート版である「povo 2.0」を発表しました。

基本料金が 0 円で、従来の月額制ではなくトッピングの購入による都度課金制になっています。

トッピングの中から必要なものを選ぶことで、自分好みにプランをカスタマイズすることが可能。

トッピングは、「通話トッピング」「データトッピング」「コンテンツトッピング」の 3 種類にカテゴリ分けされており、全部で 10 種類が用意されます。

また、さまざまな店舗やサービスを利用する「ギガ活」で、データ容量を貯めることも可能。

今回の povo 2.0 発表に伴い、現行の povo は「povo 1.0」に改称され 9 月下旬で新規受付を停止予定。

現在 povo 1.0 を使用中のユーザーが povo 2.0 へ自動的に変更されることはなく、新規受付終了後も povo 1.0 を継続して使用することが可能。

なお、povo 1.0 のユーザーが povo 2.0 に変更するには SIM および eSIM の変更が必要とのこと。

提供開始は 9 月下旬予定。

トッピングは都度課金で自動更新されない

povo 2.0 のトッピングは、必要な時に購入する都度課金方式になっており、自動的に更新はされないとのこと。

そのため、ユーザー自身でプラン内容を管理する必要がある。

逆に言えば勝手に課金されることが無いため、自分で課金のタイミングをコントロールできるメリットもあります。

なお、自動更新に対応するかどうかは、今後ユーザーの声を聴きながら検討するとのこと。

0 円運用は不可能

povo 2.0 の発表後から、Twitter では 0 円運用に関して話題になっています。

しかし、発表内容には

180 日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあります。

と記載されおり、少なくとも 180 日の間に 1 度はトッピングの購入また通話料や SMS 送信料による課金が必要となります。

そのため、ずっと 0 円で眠らせておく 0 円運用は実質不可能です。

ギガ活でもらえるデータ通信料には有料トッピングになるものもあるようですが、詳細については公開されていません。

この他、詳細については公式サイトをご覧ください。


非常に面白いプランですが、オンライン専用でなおかつ自分でプラン管理する必要があるため、一般向けではない気がします。

ほとんどの人は自分でプラン管理なんてしたくないでしょうから。

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