Google は、10 月 4 日(日本時間)に行われたイベント「Made By Google」にて、「Google Pixel 8」「Google Pixel 8 Pro」を発表しました。
内容は事前にほぼリークされており、あまり目新しさを感じません。
そんな中、注目すべきなのがアップデート期間。
Pixel 8、Pixel 8 Pro では、OS アップデートおよびセキュリティーアップデートが 7 年間で、2030 年 10 月まで実施される予定です。
これまでは OS アップデートは 3 年間、セキュリティアップデートは 5 年間だったので、大幅に伸びることになります。
アップデート期間が延び、今までの「Android はアップデート期間が短いから長く使えない」といった状況が払拭できるかと思います。
ただし、長期間使用するには修理の面が問題になります。
Apple は自社で補償サービス「AppleCare+」を提供しており、この補償に入っているとバッテリー蓄電容量が 80% 未満になった場合は、無償でバッテリーを交換できます。
Google も自社で補償サービス「Preferred Care」を提供していますが、残念ながら対象は一部の国のみで日本では提供されていません。
キャリアで購入する場合は、キャリアの提供する補償サービスがありますが、Google ストアから直接購入する場合には、外部の補償サービスを自分で探して契約する必要があります。
こういった外部が提供する補償サービスの場合、端末の写真を撮ったり製造番号を入力する必要があるなど、なかなか手続きが面倒です。
自分のように、1 年に 1 回スマートフォンを買い替えるような人は良いかもしれませんが、そうでない人にとってはなかなかに面倒な作業だと思います。
やはり購入と一緒に加入できるような補償サービスが提供されるのが好ましいと思います。