7月始めに iPhone X をドコモオンラインショップで勝手に購入される事件があったわけですが。
今度はドコモの d ポイントが勝手に使用される被害が発生しているようです。
ドコモが 8 月 30 日にお知らせを掲載しているため、その前から被害が発生していると思われます。
⇒ ドコモからのお知らせ : dポイントを安心してご利用いただくためのお願い | お知らせ | NTTドコモ
対策は利用停止のみ
今回の場合は2段階認証などを設定しても防ぐことができません。
なぜなら、d ポイントカードの使用時に本人確認等はなく、他人の d ポイントカードでも使用できてしまうからです。
そのため、d ポイントカード番号を不正に入手された場合、使用を防ぐ方法が無いのです。
唯一の対策は d ポイントカードと d アカウントの紐付けを解除し、d ポイントカードの利用を停止するしか無いそうな。
下記に連絡することで d ポイントカードの使用を停止出来るそうです。
d ポイントカード利用停止・再登録に関するお問合せ先
d ポイントカスタマーセンター
0120-208-360
受付時間:24時間 年中無休
もしくはネットから自分で利用停止することも可能です。
ここで問題になるのが d カード。
d カードにもあらかじめ d ポイントカード番号が付与されていますが、もしこの番号が不正使用された場合、d ポイントカードの様に簡単に紐付けを解除することはできないと思われるため、手続きが面倒になる恐れがあります。
使っていない人も無関係じゃない
被害にあった d ポイントカード番号の入手先はまだ特定されていないようですが、一部では番号の総当たりではないかと言われています。
そのため、d アカウントに d ポイントカードを紐付けている人であれば、使用の有無に関わらず被害に遭う可能性があります。
店員さんの勧めで登録してみたけど使っていないというような人は利用停止をおすすめします。
d ポイントだけの問題ではない
今回は d ポイントで高額な被害がでているため注目を集めていますが、これは d ポイントに限ったことではありません。
ほとんどのポイントサービスは番号で管理しており、ポイントカードの使用時に本人確認が行われることはほぼありません。
そのため、ポイントカードの番号が不正に入手されればポイントを使用されてしまう可能性があります。
現に Ponta ポイントなどでも被害が出ているようです。
今回の問題はポイントサービスの管理番号をバーコードに変換さえすれば不正利用が可能な点です。
そう考えるとポイントサービス自体のセキュリティをなんとかする必要がありそうですね。