数年前(2016 年頃?)にブログをレンタルサーバから VPS に移行しました。
当時、まだ安い価格帯のレンタルサーバは PHP が CGI 版のみであまり動作が良くなく、無料 SSL 証明書「Let’s Encrypt」は登場したばかりで対応しておらず。
この他にも安い価格帯は色々と制約(どんなことがあったか忘れました)があり、やりたいことができず不便でした。
なので、価格が比較的安く自由度の高い VPS へと移行したのです。
しかし、最近仕事の関係でレンタルサーバを色々調べていて、状況がかなり変わったことを知りました。
安い価格帯でも PHP はモジュール版が標準となり、Let’s Encrypt の自動更新にも標準で対応。
各社動作速度を競うようになり、ストレージは SSD を使用する所が増え、WEB サーバは Apache が当たり前でしたが、Nginx や Litespeed を採用するサービスも出てきました。
転送容量なども、前は安い価格帯だとなかなか厳しかったりしましたが、今だと無制限のところもあったりします。
今の状況だと、自分が運営しているブログや素材サイトぐらいであればレンタルサーバで全然事足りるかもしれません。
ということで、ちょっとレンタルサーバへの移行を検討しています。
現在の候補は「シン・レンタルサーバー」。
ホスティング大手の Xserver(エックスサーバー)が 2021 年 5 月にリリースしたばかりのレンタルサーバです。
時期的にジャスト(もうすぐシン・ウル〇ラマンが公開)なネーミングですが、これはやはり狙って付けたんですよね?
「シン・レンタルサーバー」は革新性、「エックスサーバー」は安定性に重点を置いたサービスとのことで、シン・レンタルサーバーはエックスサーバーのシステムをベースとし、最新技術を迅速かつ積極的に取り込み、エックスサーバーで導入予定の最新システムを先んじて導入するとのこと。
一番安いプラン「ベーシック」が 3 ヶ月からの契約で月額換算 990 円。
今契約してる Vultr が 10 ドルのプランなのですが、円安の影響もあり日本円で月額 1,200 円ぐらい払っています。
しかも、スペックはシン・レンタルサーバーの方が高く、メール機能があるので別で契約しているムームーメールが必要なくなります。
これはもう移行するしかない。
ただ、素材サイトの方で画像処理なんかを ImageMagick で行っているので、その辺がクリアできるかが心配。
無事移行できると良いのですが。