CentOS 6.5でphpenv + php-buildな環境を模索する

久々にプログラマ的なネタでも・・・

会社で使用している WEB サーバを自分が管理しているわけですが。

そのサーバに外注の WEB システムを導入してもらっているのですが、先日そのシステムのバージョンを上げるために PHP のバージョンを上げてくださいとの要請が。

要望のバージョンは PHP 5.3.23 以上。

しかし・・・

調べてみたら PHP 5.3 てサポート終了してるじゃないですか。

8月に最終版の PHP 5.3.29 が出ているのでまぁ大丈夫だろうと思ったんですが・・・

yum で update すると PHP 5.3.3 までしかアップデートできない。

OS は「CentOS 6.5」。

リポジトリを追加して試してみるとなんとか最新の PHP 5.3.29 にアップデートできる状態に。

しかし、いくつかのライブラリが足りないらしく怒られる。

足りないと言われる「libcurl.so.3」とかは古い物らしく、現状提供されていないそうな。

ソースからインストールするのは面倒臭いし・・・

いっそ最新の環境をyumでインストールしてしまえばいいのではと思い、「PHP 5.5 とかじゃダメなんですか?」と打診してみるものの、現状では 5.4 や 5.5 での動作チェックが完了していないらしく無理だそうな。

しぶしぶ作業を行うことに。

何日かに渡り色々と試行錯誤をしていたところ、リポジトリが最新に更新されたのか 5.3.29 が消えてしまった。

かわりに PHP 5.4 や PHP 5.5、PHP 5.6 などが登場。

PHP 5.3 は完全に消されたようです。

ソースからインストールするしかないのか・・・

で、いろいろ調べていて見つけたのが Git を利用した phpenv というもの。

これを使うといろんなバージョンの PHP をインストールして管理できるそうな。

今後もアップデートが発生するであろうことを考えると、簡単にバージョンを変更できた方が便利。

そして色々なサイトを参考にしながら無事インストール完了。

phpenv 現在のバージョンを見ると「system(set by /root/.phpenv/version)」と表示される。

しかし・・・

phpenv で使用できるバージョンを確認すると「5.3.29」しか表示されない。

参考サイト等を見ていると「system」も使用できるバージョンに表示されている。

がしかし、自分の環境では表示されない。

嫌な予感がしつつも 5.3.23 以上へ上げなければいけないので切り替えを実行。

そしてバージョンの変更を適用。

恐る恐る

インストールされた php のバージョンを確認してみると・・・

5.3.29 になった!

しかし・・・

phpenv で使用できるバージョンを確認してみても、やはり 5.3.29 しか表示されず。

yum でインストールした 5.3.3 はどこかへ消えてしまった

しかもインストール時に「libphp5.so」が自動生成されるからそれを Apache のフォルダにコピーしてとか書いてあるけど、生成されてません。

なんてこった。

失敗かもしれない。

しかし、動き的には問題ない。

たぶん・・・

今更あがいても仕方ないので、色々試行錯誤してみます。

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