去年、様々な国で爆発し話題になったサムスンのGalaxy Note 7。
調査結果の正式発表は1月23日頃とみられていますが、一足先にChosun Online(朝鮮日報)が関係者からの情報として調査内容を報じています。
⇒ ギャラクシーノート7発火、設計とソフトに原因
無理な設計が事故の原因
去年12月にエンジニアリング企業「Instrumental」が独自の推測として”バッテリー周りの無理な設計が原因ではないか”とブログで発表しました。
⇒ Aggressive design caused Samsung Galaxy Note 7 battery explosions
どうやらサムスンの調査結果も同様に無理な設計が原因だとされているらしい。
サイズを小型化したにもかかわらず、狭いスペースに容量を増やしたバッテリーを搭載し、挙句に防水処理まで施したものだから熱の逃げ場が消失。
結果、バッテリーの温度が急上昇するという問題が発生し事故につながったそうな。
バッテリー管理ソフトウェアに不具合
バッテリーは温度が基準値より上昇すると、バッテリー保護チップに内蔵されたソフトウェアがアプリを強制終了したり、端末の電源を落としたりする仕組みになっています。
そのため、本来なら爆発にまで至ることは無いそうな。
しかし、Galaxy Note 7 は爆発しています。
ことから、バッテリー管理ソフトウエアにも問題があったのではないかとの指摘があるらしい。
公式発表が出るまで何とも言えませんが、おおかたこの情報通りなのではないかと思います。
小型化もいいですが、詰め込み過ぎには注意してもらいたいものです。