先日アクションカメラ「Campark ACT76」を購入したわけですが。
外出した際に持ち出して色々試し撮りをしてみましたのでその結果をまとめたいと思います。
写真は全く使えな
撮れないとかではなく、撮った写真が酷すぎて使えないという意味です。
想像を絶する酷さでした。
ではその酷い写真をご覧ください。(画像をクリックすると拡大されます)
一見ちょっと粗い程度に見えますが、等倍で切り出してみると・・・
お分かりいただけただろうか?
まるで油絵の様。
これならスマートフォンで撮った写真の方が数倍マシです。
ちなみに写真の画質は 2M、5M、8M、12M、16M から選べるのですが、これは最高の 16M で撮りました。
まさかこんなことになっているとは思いもせず、最低の 2M で撮った写真がなかったため急遽撮りました。
それがこれ。
もう何となく画質の悪さがわかりますね。
等倍で切り出したのがこちら。
なんでしょう。
ピントが合う合わない以前の気がする・・・
動画も微妙
肝心の動画も微妙です。
1080p(FHD)の 30fps でギリギリ諦め半分で許容できるかな程度。
4K なんかで撮ろうものなら目も当てられません。
ガサガサで色は悪いしシーンは飛んだり止まったり。
FHD や HD だと 60fps や 90fps で撮影する設定がありますが、これもシーンが飛んだり止まったりします。
まぁドライブレコーダーに使う程度であれば良いのかな。
その他気になるところ
ボタンがすごく軽くてカスカスです。
安物感満載な押し心地。
また、ケースに入れず写真撮っていて気付いたんですが結構発熱します。
という事で、やはり値段相応・・・というより少し割高といった感じです。
これで 4,000 円~ 5,000 円程度ならあきらめがつきますが、7,980 円ですからね。
これなら1万円ぐらいの型落ちコンパクトデジカメとかの方が写真も動画もきれいに撮れると思います。
まぁ付属品が沢山付いてくるしその分と考えれば本体は 5,000 円ぐらいに収まるのかな?
という事で、安いという理由で中華製のアクションカメラを選ぼうとしている方はご注意を。
全ての中華製アクションカメラがこれと同じような物ばかりというわけではありませんが、買ってから後悔したくなければしっかりと事前に調べてから購入するようにしましょう。
ちなみに前の記事で書きましたが、Campark ACT76 に使われているとされるイメージセンサー「IMX179」は有効画素数が 800 万画素だとされており、4K 動画を扱えるイメージセンサーではないと言われています。
Campark ACT76 と同じようにイメージセンサーに「IMX179」を使用しているのに「4K 動画が撮れる」なんて書かれている製品は要注意かもしれません。
追記
コメントでご意見いただきましたので、一部「4K」としていたところを「4K 動画」に修正しました。
コメント(2件)
4Kって800万画素なんですけどね
4Kの解像度、3840×2160ピクセルをそのまま計算してみればわかります
800万画素はメガピクセルに直すと8M、16Mは8Mの2倍
つまり2倍引き延ばしの画像になります
しかしそれは動画ではなく静止画の話
まぁそういうことがわからない人が一番商品価値がわかるとは思うので、ある意味参考になるブログですね
アマゾン通販で購入検討していました。しかし恣意的に操作されているかの様な異常な評価投稿の数。最低評価が100件を軽く超えてるのを煙に巻くためでしょうか。商品説明には製造国は一切書かれていません。ウエブページで検索すると会社の所在地が香港となっている様です。こちらでの詳しい説明とても参考になりました。