去年発売された Xperia XZ2 シリーズが不人気だったわけですが。
IT 専門の調査会社「IDC Japan」が、国内におけるガラケーおよびスマートフォンの 2019 年第 2 四半期(4~6 月)における出荷台数の調査結果を発表しました。
⇒ 2019年第2四半期 国内携帯電話・スマートフォン市場実績値を発表
スマートフォンのみの出荷台数におけるベンダー別のシェア率を見てみると、トップは相変わらずの Apple で、そのあとにシャープ、サムスン、富士通、京セラと続きソニーの表記はありません。
ちなみに同社が公開している 2019 年第 1 四半期(1~3 月)の調査結果では、Apple、シャープ、富士通、ソニー、京セラの順になっており、この時点よりも順位を落としていることがわかります。
さらに、去年の同時期(2018 年第 2 四半期)における調査結果を見てみるとソニーは 3 位であり、この 1 年で大幅に出荷台数が下がったことがうかがえます。
それほどに Xperia XZ2 シリーズが不人気だったということでしょう。
サムスンは 1 四半期では圏外(4 位の京セラが 6.1% なのでそれ以下)でしたが、今回は 3 位(9.5%)と大幅に順位を上げており、今回ソニーが圏外になったのは新機種「Galaxy S10」「Galaxy S10+」の発売が大きく要因していると思われます。
ソニーも新機種「Xperia 1」を発売しており、これが第 3 四半期におけるソニーのシェアにどう影響を与えるかが気になります。
Xperia 1 は登場時こそ売上ランキングで上位にランクインしていましたが、そのあとはランキングに出たり消えたりを繰り返しており安定感がありません。
しかし、「Xperia Ace SO-02L」は順位の変動はあるものの安定してランクインを続けています。
また、Xperia 1 の登場で値下がりした Xperia XZ3 も安定してランクインしており、一定のシェアがあることがうかがえます。
果たして第 3 四半期 Xperia は 4 位以内に返り咲くことはできるのか?
引用元1:2018年第2四半期 国内携帯電話市場実績値を発表
引用元2:2019年第1四半期 国内携帯電話・スマートフォン市場実績値を発表
引用元3:2019年第2四半期 国内携帯電話・スマートフォン市場実績値を発表