Google は、今年の 3 月 23 日(現地時間 3 月 22 日)に発生した WebView が原因とされる大規模な Android の不具合に関する報告を公表しました。
それによると、不具合の原因は「Chrome と WebView の実験および構成技術のバグによるもの」で、これにより WebView を使用している Android のアプリが異常終了するようになったとのこと。
また、今後下記のような改善を行っていくとしています。
- WebView とそれに関連する依存関係を監査して本番環境に適する準備ができているかを確認します
- 今回のような構成エラーに対処して WebView を既知の正常な状態に戻す「セーフモード」を実装します
- 実験のテスト性とロールアウトプロセスを改善します
- Play ストアを通じて Chrome および WebView の更新メカニズムを高速化します
- 問題発生時のユーザーとのコミュニケーションを改善し、パートナーとの間で影響や解決状況に関するコメントを提供します
新たに「セーフモード」が導入されるとのことで、これにより今回のような問題が発生しても速やかに元の正常状態に戻すことができ、不具合の影響を抑えつつ修正に向けた調査が可能になると思われます。
今後の改善に期待です。