Xperiaアンバサダーのモニター企画でお借りしているXperia X Performanceのレビュー記事第二弾になります。
タイトル通り、二弾目はシステムについてです。
システムについては資料通りに淡々と説明されたため、あまり強調ポイントがありません。
なのでさくっとまとめます。
■進化ポイント
- Xperia Z5と比較してCPUは約2倍、GPUは約1.4倍
- DSPの処理能力向上により、EVS対応機種同士ならばFMラジオ並みの音質で通話可能
- ゲームやスクロールのレスポンスも向上
- CPUのチューニングを最適化することでさらなる省電力化を実現
- 指紋認証の処理能力も改善
- バッテリーの状態に合わせて最適な充電を行う新しいアルゴリズムの採用したことで、バッテリーへの負荷が軽くなりバッテリーの持ちが良くなった(従来比較で約2倍)
- 最新のチップを使用したことと背面をメタルに使用したことで放熱性の性能がXperia Z5より30%向上
下記が使ってみての感想です。
■指紋認証が速い
速いです。
明らかにXperia Z5よりも反応がいいです。
iPhone 6Sとも比べてみましたが、たぶんXperia X Performanceの方が速いです。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=-_swkoooUvM]
最後の比較ではXperia X Performanceの押すタイミングが多少遅い気がしますが、それでも一番速いです。
■全然発熱しない
全然と言っても全くしないわけではないです。
しかし、Xperia Z5と比べたらぬるい位です。
Xperia Z4と比べたら雲泥の差ですよ!
一番発熱する3Dゲーム(ディスプレイの記事で紹介したメビウスFF)をやってみても、「あーあったかくなってきたかな」程度です。
Xperia Z4でやろうものなら目玉焼き焼けるんじゃないかってくらい熱くなります。
放熱性能も申し分なし。
スーッと熱が引いていきます。
■スマートクリーナーが気になる
説明はされませんでしたが、Xperia Xシリーズにはスマートクリーナーと呼ばれるアプリキャッシュの自動削除機能が追加されています。
これは、アプリの使用頻度に応じてキャッシュを自動的に削除し、端末の性能やバッテリーの持続性が低下することを防止する機能です。
長期にわたって端末を使用すると効果があらわれるのかなと思いますが、今回は3週間ほどしか借りられませんので効果は実感できないかと思います。
■スクリーンレコードが無くなった
画面の静止画を撮るスクリーンキャプチャとは別に、画面の録画をするスクリーンレコーダーという機能がXperia Z5まであったのですが、Xperia X Performanceではなくなっています。
正直端末の画面を録画することは今まで一度もなかったので使ったことないわけですが、無くなるとなぜ無くなったのか気になりますよね。
■雑記
スクロールなどは確かに滑らかになった感じがしますが、その他は正直Xperia Z5と変わらないかなと思います。
CPUの処理能力が約2倍になったからと言って、そんなに劇的に変化するものではありません。
ただ、やはり指紋認証の速さや発熱の軽減度合いは素晴らしいと思います。
Xperia Z4持ちの自分からしてみれば、ある意味神のような存在です。
バッテリーの負荷が軽減され長寿命化されているのも魅力的です。