ドコモが4割ほど安くなる新料金プランを4月頃に発表すると噂があったわけですが。
本日発表がありました。
その名も「ギガホ」と「ギガライト」
この新プランは、今まで「基本プラン」「ISP(インターネット接続サービス)」「パケットパック」といったように通話プランやデータ通信プランが分かれてごちゃごちゃしていたものを1つにまとめ簡素化したもの。
今までの様に「基本プランはカケホーダイ、ISP は SP モード、パケットプランはベーシックパック」といった組み合わせを選ぶ必要がなく、「ギガホ」か「ギガライト」のどちらかを選ぶだけ。
au の「フラットプラン」や「ピタットプラン」に近いものになっていますが、違いとしては通話形態によるプランの差別化がなく通話形態はオプション扱いになっています。
基本の通話形態は現在の「シンプルプラン」と同じ条件で、ここにオプションとして「カケホーダイライトプラン」と同じ5分以内の通話が無料になる「5分通話無料オプション」または、「カケホーダイプラン」と同じ国内通話が 24 時間無料になる「かけ放題オプション」をつける形になります。
「シェアパック」の様なみんなで分け合うタイプは無く、個々の回線で「ギガホ」もしくは「ギガライト」を契約する形になります。
このプランでは「月々サポート」や「端末購入サポート」、「docomo with」といった端末本体から割引を行うサービスは適用されません。
また、 d ポイントクラブのステージに応じて 割引額が変わる「ずっとドコモ割」の代わりに、契約回線数に応じて割引額の変わる「みんなドコモ割」が適用されます。
ドコモ光を契約していると割引を受けられる「ドコモ光セット割」は、割引額が変わるものの引き続き提供されるようです。
この他にも 誕生月に d ポイントクラブのステージに応じたポイントがもらえる 「ずっとドコモ特典」というサービスが追加されました。
ちなみに新プランも従来通り2年縛りのありなしが選べ、それによって料金が変わってきます。
ギガホ
月々 30GB まで無制限な大容量プランで月額 6,980 円。
9 月 30 日までに契約すると最大6か月間、月々 1,000 円引になる「ギガホ割」と「みんなドコモ割」の最大 1,000 円引を適用すると、半年間は 4,980 円になります。
ちなみに 30GB を超えると通信速度が 1Mbsp に制限されます。
ギガライトは制限速度が今までと同じ 128kbps なため、ギガホの方が制限が緩いです。
”ホ”はドコモが大好きな「ホーダイ」の略だと思われますが、無制限に使い放題なわけではないようです。
ただ、1Mbps という制限状態で考えれば SNS などデータ量の軽いサービスであればある程度は使い放題なのかもしれません。
ギガライト
1GB、3GB、5GB、7GB の段階制プランで月額 2,980 円~5,980 円。
「みんなドコモ割」の最大 1,000 円引を適用すると、最安は 1,980 円からになります。
従来の段階制データ通信プラン「ベーシックパック」は最大 20GB までありましたが、ギガライトは 7GB までしかありません。
5GB 以上使う場合は料金的にギガホの方がお得です。
「ギガホ」か「ギガライト」だけということで実にわかりやすくなった気がしますが、現状のプランから乗り換える際は形態が全く異なるので一時的な混乱は発生しそうです。
現にこの情報を調べ始めた時は若干混乱しました。
ちなみに「月々サポート」「端末購入サポート」「docomo with」などの端末購入補助は 5 月 31 日で新規受付を終了するそうな。
メインの回線が6月に機種変更を控えており、機種変更後の端末分割代が非常に心配。
発表会では端末が購入しやすくなるようなアイデアを検討しているなんて発言もあったそうですが、果たしてどうなることやら。
5G 専用のプランも検討中とのことなので来月開催が見込まれている発表会での発表を待ちたいと思います。