Nikon Z7II の後継機登場を心待ちにしていたわけですが。
最近登場した Z6III は約 40 万円で、上位機種である Z7II の後継機はそれより高いと予想されます。
Z6II と Z7II には約 10 万の価格差があり、それで考えると Z7II の後継機は約 50 万円ということに。
それならば、約 54 万円の Z8 を買ったほうが良いのではないかと考えるようになりました。
そんな時にちらっと聞こえてきた「Z7 シリーズ廃止論」。
Z7 と Z8 は高画素などコンセプトがかぶる部分があり、しかも Z6III がかなり性能アップしてきたことで、 Z8 と Z6III の中間製品というのはなかなか差別化が難しいのではないかというもの。
もし仮に出たとしても、差別化のために自分が望むものではない可能性が高く、より Z8 の購入への気持ちが強まりました。
そして 6 月末からはじまった「Nikon Creators 応援サマーキャンペーン2024」。
この時には「いつ買うの?今でしょ!」と心の中の自分が叫び、いつの間にやらポチっていました。
もちろん無金利分割ローンでの購入です。
約 54 万円をさらっと払える金銭的余裕はありません。
正直 Z8 は自分の想像を遥かに上回る性能で、特に素晴らしいのが圧倒的な連射力。
D7500 や D850 では体験したことのない速度で切れるシャッター。
ボタンを押し続けているのに止まらず切れ続けるシャッター。
本当に素晴らしいです。
ただ、すばらしいだけでない部分もあります。
例えば「発熱」。
長時間使っていると結構発熱します。
最近は暑いので特にです。
あとは「バッテリー持ちの悪さ」。
2 時間程度の撮影で 3 分の 2 ぐらいを消費しました。
予備バッテリーが沢山ほしいところですが、非純正のバッテリーは使えないようになっています。
そのため、バッテリーは純正品を買う必要がありお金がかかります。
ただ、PD 対応モバイルバッテリーから給電できるため、それを予備のバッテリー代わりにすることもできます。
自分はその方法で運用しようかと現在モバイルバッテリーの選定中。
この他、個人的に一番残念だったのは「RAW はサイズが選べない」こと。
D850 では RAW のサイズを S、M、L から選ぶことができ、サイズを落とすことで容量も落とす事ができました。
しかし、Z8 ではサイズを選ぶことはできず、「高効率 RAW」という圧縮率を高めた RAW が実装されています。
高効率 RAW にすれば容量は多少落とせるものの、対応環境が整っておらず、Windows のフォトアプリなどではプレビューができない場合があります。
今後のファームウェアアップデートでサイズ変更を対応してくれないかなと願うばかりです。
といった感じで、やはり良いところもあれば悪いところもあるもので、それらをうまく対処しながら使っていこうかなと思います。