だいぶ前に Softbank 光に乗り換えた記事を書いたわけですが。
⇒ SoftBank 光に乗り換えてみた
友人宅に同じ業者がやって来たそうなんですが、ちょっぴり悪質なので記事にしたいと思います。
■Softbank 光ってなんだ?
普段よく耳にする”フレッツ光”はNTTが提供している回線のサービス名で、この回線を使用してインターネットに接続するために「プロバイダ」と呼ばれる業者と契約をします。
つまり、今までインターネットを使用できるようにするためにはNTT(回線事業者)とプロバイダ(接続業者)の2つと契約をする必要がありました。
しかし、2015年に始まった”光コラボレーション”によりプロバイダが回線をセットで売ることができるようになりました。
そんな光コレボレーションの1つとして SoftBank が提供しているのが SoftBank 光です。
■違約金がかからないは半分嘘
自分の時もそうでしたが、友人の時もやはり「現在の使用している回線が2年契約の途中でも違約金はかからない」と説明をしたそうです。
これは半分本当ですが、半分嘘です。
なぜ半分か?
インターネット回線を契約する場合、上記で書いたように回線事業者とプロバイダの2つと契約します。
そして今回の場合、違約金がかからないのは回線事業者分だけです。
プロバイダを2年縛りなどで契約している場合、違約金や解約金がかかります。
自分は斡旋に来た人に
「プロバイダは違約金とか解約金かかりますよね?」
と聞いたところ、契約しているプロバイダの名前を聞かれたので答えると
「あー、そのプロバイダなら大丈夫だと思いますよ。」
と言う始末。
実際に乗り換えた後にプロバイダから
「NTTからプロバイダ変更の通知が来たので解約するなら違約金払ってください。」
との連絡が来ました。
ですのでくれぐれも
「違約金とか解約金かかりません!」
なんて言われても信じてはいけません。
ていう話を家電量販店でインターネットの契約を勧めようとしてきた SoftBank 光斡旋担当の人に話したところ
「うちの者がご迷惑をおかけしたようですみません・・・」
と謝られてしまいました。
■乗り換えても速度はほぼ上がらない
自分が乗り換えた一番の理由は速度だったわけですが。
正直変わりませんでした。
という話も家電量販店の SoftBank 光斡旋担当者に話したところ。
「アパートの場合はほぼ変わりません。大半のアパートは1つの回線をみんなで共有しているので、使用人数が多ければ多いほど速度は低下します。ですのでプロバイダを変えたぐらいで改善されることはありません。」
と言われました。
まぁこれは理解した上で乗り換えたんですけどね。
訪問してきた斡旋業者に
「プロバイダによっては時間によって速度に制限をかけているところもありますけど、SoftBank は大丈夫です!」
なんて言われたので試しに乗り換えただけです。
ですのでくれぐれも
「速度遅くないですか?SoftBank なら大丈夫ですよ!」
的なことを言われても真に受けないでください。
特にアパート住まいの方はご注意を。
こんな時のために自分のアパートの配線が何方式なのか調べておくとよいと思います。
下記ページに配線方式が詳しく説明されています。
⇒ 集合住宅の導入工事と配線方式について
室内に回線終端装置があれば光配線方式、室内にVDSL宅内装置があればVDSL配線方式、LANケーブルの際こみ口が室内の壁に埋め込まれている場合はLAN配線方式です。
というわけでさらっと書きましたが。
友人はそそくさと SoftBank のサポートにキャンセルの連絡をしていました。
しかし、訪問先で契約してから SoftBank のデータベースの反映に2、3日かかるそうで、友人がキャンセルできたのは4日後だったそうです。
で、最初にサポートセンターに電話した際にデータが反映されてないと言われたので、斡旋に来た業者の会社にも連絡したそうなんですが
「訪問した者に折り返し電話させます。」
と言われたきり、折り返しの電話は一切かかってこなかったそうです。
みんなさんも悪質な業者には気を付けましょうね。